２０代と違い、アラサー以上になると結婚への意識が強くなるものです。
その一方で、経済的な問題や相手の性格、家柄など、
あれこれ考えてしまい、ためらうことも多いでしょう。
しかし、突き詰めて考えてみると、結婚にあたって
本当に大事な条件とは、果たして何でしょうか？
そこで結婚するにあたって必要な条件をお伝えします。

■　相手を幸せにできるか
結婚は恋愛と違って、一緒に居て楽しければそれでいいという訳にはいきません。
結婚するということは、すなわち相手と家族になるということです。
もっと言えば、夫婦一緒に家族として支え合って生きていくということです。
それが結婚するという意味ならば、結婚するにあたり最も大事なことは
相手を幸せにしてあげるということではないでしょうか。
いくらお金があっても、愛情がなければ結婚したところで不幸せになるのは
目に見えています。何より相手と結婚したいという気持ちにならなければ、
そもそも結婚には至らないはずです。
よく結婚前に「彼と結婚して本当に幸せになれるのかな？」と
悩む女性は少なくありません。しかし「幸せになれるのか？」と悩むよりも
「幸せにしてあげられるのか？」と悩む結婚の方が、幸せな結婚生活が送れます。
結婚は共同作業なくしては成り立ちません。
「幸せにしてもらおう」と依存した結婚では、いざトラブルが起こった時、
「この人とはやっていけない」などということになりかねません。
気持ちが焦ってしまうと、つい本来の結婚の意味を見失ってしまいがちです。
ちょっと冷静になって、何の為に結婚するのかきちんと考えることが大切です。

■　経済的な面はクリアしているか
結婚するということは、相手と家族になるということです。
子供が生まれれば、さらに家族の数は増えていきます。
そうなると、今度は、自分たちが親になり家族の生活を守らなければいけません。
その為には、やはりお金の問題は避けて通ることはできません。
家族の生活費を筆頭に、子供が生まれれば学費、将来を見越して家を建てれば
住宅ローン、相手によっては親の介護問題も出てくるかもしれません。
しかし、すべては家族の生活を守る為です。
経済的な面がクリアしていなければ結婚したところで、家族を路頭に迷わせてしまいます。
女性は子供が生まれれば育児につきっきりなるので、
男性だけの収入に頼ることにもなります。
少しでも家族の生活を楽にさせてあげたいと考えるのならば、
経済的な豊かさは避けられない問題になっていきます。
結婚後は仕事を続けるのか、稼ぎはどの位あり、二人の貯金は今どの位あるのか、
今後の生活にかかわっていくことなので、きちんと話し合える相手と結婚しましょう。

■　仕事に対する理解は示せるか
お金の問題に関係していますが、相手がどんな仕事をしているのか、
ということも重要なポイントです。安定した仕事でなければ給与が不安定だったり、
家族の生活は不安に脅かされてしまいます。
また相手の仕事柄によっても家族の生活は大きく変わっていきます。
例えば、高収入の男性ならば仕事が忙し過ぎて家族サービスを一切してくれない、
転勤族ならば、あなたも一緒についていかなければいけない可能性もあります。
また相手の実家が会社を営んでいて、家を継ぐという話になれば、
あなたもその手伝いをする必要が出てくるかもしれません。
あなたがどんな結婚生活を望んでいて、どんな家庭を作りたいと思っているのか、
それに応じて相手の仕事をよくチェックし、結婚相手について真剣に考えましょう。
結婚を考えているならば、相手への思いやりはもちろん、
経済面という現実的な要素を視野に入れることも必要です。
人それぞれ結婚に対する譲れない条件は違いますが、
自分が結婚に何を望んでいるのか、よく考えて幸せな結婚をしてください。