「出会った時にビビッときた」「一目見た瞬間に結婚すると思った」
というような話を聞きますが、その「ビビッ」とは何でしょうか？
なかなか神秘的なもののように感じてしまいますが、
実はその「ビビッ」は科学的に説明がつく場合もあるようです。
そこで感覚的に運命の出会いかどうかを見分ける方法をご紹介します。

■　自分とは全く違う人が「その人」かも
・イラッとした相手は運命の人
最初はなんとも思っていなかった、むしろ嫌いだった、そんな人を
好きになったことはありませんか？
この「最初は嫌いだった」というパターンが運命の出会いの可能性大です。
人間は「違う遺伝子の型同士で惹かれ合う」のだそうです。
例えば暑さに強い遺伝子と寒さに強い遺伝子の人同士で子供を作れば、
子孫はどんな環境でも生き残ることができる遺伝子を持てます。
遺伝子の生存戦略として、自分とは全く違うものを求めるのです。
その為、「この人、超チャラいし言っていること軽いしムカつく」
「暗くて何を考えているかわからない、イライラする」などなど第一印象が最悪でも、
それが運命の出会いである可能性は大いにアリです。
むしろイラッとする方が遺伝子的には正解なのです。なかなか難しいですが、
運命の人に出会いたいなら嫌いな人にも分け隔てなく接しておきましょう。

・ちぐはぐカップルは必然の組み合わせ
嫌いとまでは思わなくても、傍から見ていると意外なカップルというのは多いものです。
「美女と野獣」「キャリアウーマンとヒモ」「ガリガリとぽっちゃり」など。
「なぜこの人がこの人と？」という組み合わせは、当人にとってみれば
余計なお世話ですが、やはりあります。これも生物の生存戦略で、
人間は全く違う遺伝子を持つ者同士で惹かれ合っている為です。
似た者同士でくっつくとどうしても弱い遺伝子になる為、
偏りが出ないようにしているのです。

■　運命の人は臭いでわかる
・「なぜか落ち着く」と感じる人に注目
「なんだか落ち着く」とか、はたまた「これはないな」と
直接的に感じることがあると思います。
このような、ほぼ無意識的な振り分けには、臭いが一役買っています。
体臭にはフェロモンが含まれており、免疫関係の遺伝子の型を知らせてくれるようです。
自分の持っていない遺伝子を無意識に嗅ぎ取り、いい臭いだと認識させるのだそうです。
・キスで相手の遺伝子型がわかる
キスをしても相手が運命の人がわかるそうです。
前述の通り体臭にはフェロモン物質が含まれています。
そのフェロモンの発生源は皮脂腺とアポクリン腺で、皮脂腺は顔に集中しています。
特に鼻の周りに多いそうです。つまり顔を近づけるキスで相手のフェロモンを嗅ぎ取り、
遺伝子のよい組み合わせを見極めているというわけです。
キスした後に「何かが違う」と急激に冷めてしまったという経験はありませんか？
それは自分と似たような相手を排除した可能性もあります。
・運命の人を熱烈に感じる期間には限りがある
そして、その臭いを嗅ぎ分ける能力が最も高いのは、２５歳頃なのだそうです。
そのセンサーは３０代になると、どんどん衰えていくようです。
「この臭い、なんか好き」と感じる相手のことは要チェックです。

■　自分の感覚を大切に
「ビビッとくる」の感じ、わかりましたか？
結局恋愛は頭で考えるものではなく、感覚に素直になったほうが成就する可能性が
高いのです。
遺伝子の働きに身を任せていれば、直感的にわかるのかもしれません。