良い人がいたら結婚したい、婚活したい、そう思って頑張っているのに一向にうまくいかない。なんでこんなに頑張っている自分が報われずに、そう苦労していない人ばかり結婚にありつけるの？と投げ出したくなっている人もいるのではないでしょうか？
実は、本気で婚活している人と本気でやっていると思っているだけの人がいます。
婚活がうまくいっていない人は、もしかすると婚活を頑張っていると思い込んでいるだけの人かもしれません。

■　本気の人はスピード勝負
本気で婚活している人は、とにかくスピード感が違います。すぐに相手を見つけ、
半年も経たないうちに婚約までこぎつけるケースもあります。
一方、婚活を頑張っていると思い込んでいるだけの人は、いつまでもだらだらと
婚活を続け、「今日もまたハズレだった」なんて愚痴り、理想だけは高いのです。
「婚活をしている自分」に安心しているだけです。
もちろん、何も行動しないよりは好ましいですが、いつまでも婚活を続けていると
ダレてしまいます。

■　本気でないなら婚活に取り組まない方が良い出会いがある
自分の婚活は本気ではないのだと分かった人は、思い切って婚活をやめてみた方が
効率的に出会える場合もあります。婚活と言うと、結婚相談所、婚活パーティー、
友達の紹介が主な出会いでそれ以外はほとんどないと思い込んでいるかもしれませんが、
婚活をやめると他にも出会い方があるのだと視野を広げられます。
稀ではありますが、通っている飲食店の店員や常連さんと知り合えたり、
ご近所さんと何かの機会に仲良くなったりということもあります。
また、一度婚活をやめてみると、「本気でやらねば」といてもたってもいられなくなり、
本気の婚活に取り組める日がやってきます。「年齢が年齢だし、とりあえず婚活するか」
くらいの意志では悲しいかな、現代社会では結婚にこぎつけるのは厳しいのです。

■　データにとらわれない
「現在３５歳以上の人で今後結婚できる可能性は１％未満」というデータが
話題になったことがあります。これに焦った人は多いはずです。
でも、データに踊らされ、人と比べて惨めな思いを引き起こすことは危険です。
この思考が出会いを遠ざけているのです。
年齢を重ねると婚活市場で不利になることはきちんと頭に入れておいた方がいいですが、
データにとらわれて卑屈になることだけはやめましょう。

■　休憩して気が緩んだときがチャンス
スピード勝負の本気の婚活でも疲れてしまうことはあります。
しかし、少し休憩をしようと思ったときにふっと良い人が現れたという話もよくあります。
執着心が婚活の邪魔をしていることもあるのです。
自分が本気の婚活をしているのか、本気だと思っているだけなのか、
一度冷静になって考えてみて下さい。そうすれば、どうすればより効率的に
出会えるか構想を練られるはずです。歯を食いしばって頑張るのではなく、
ゲーム感覚で、ときには休憩を入れつつ取り組む方が精神的にも楽です。