オールアバウトが運営する『生活トレンド研究所』は、

首都圏（東京・神奈川・埼玉・千葉）在住の20歳～49歳の

独身男女を対象に実施した

恋愛・結婚・家庭観に関する調査の結果を発表しました。

それによると、独身女性の3人に2人は現在恋人がいません。

現在交際相手が「いる」という男性は、20歳代が２５．０％、

30歳代が１８．０％、40歳代が２１．６％と2割前後にとどまりました。

女性は20歳代が３３．０％、30歳代が３４．８％、40歳代が３１．５％、

といずれの年代も3割強でした。

現在交際相手がいない人で、交際相手が欲しいと思っている人は

年齢が上がるほど減少する傾向があります。

「欲しいと思っているし好きな人もいる」

「欲しいと思っているが好きな人はいない」

と答えた割合は20歳代女性が４９．３％で他のいずれの層より多く、

30歳代は４１・１％、40歳代は３１・６％でした。

また30歳代女性は「全く欲しくないし今後欲しくなることもないと思う」

と答えた割合が２３・３％と他の層より高いです。

結婚意向について聞くと、20歳代女性は

「いつかは結婚したいと考えている」が４９・１％と半数近いのですが、

30歳代女性は３８・４％と10ポイント以上減少します。

「結婚はしないと思う」は20歳代女性が１２．５％、

30歳代女性が１６・１％、40歳代女性が２８・８％と

年齢とともに上昇します。しかし、「結婚はしたくない」は

30歳代女性が１４・３％で40歳代女性の１３・５％を上回りました。

「結婚はしないと思う」「結婚はしたくない」と答えた人に理由を尋ねると、

男性は全年代で「経済的に余裕がないから」が1位に挙げられました。

女性は、20歳代と30歳代は「結婚の必要性を感じないから」がトップで、

以下「今の自由を失いたくないから」「他人と暮らすのが面倒だから」

が続きました。

40歳代は「今の自由を失いたくないから」が1位でした。