女性であれば、１度は「白馬の王子様が迎えに来てくれる」
という夢を見たことがあるでしょう。
何処かでイケメンが見初めてくれて、いきなり告白してくるとか、
あるいは高嶺の花ともいえる男性とドラマチックに出会い、
偶然が重なって恋が始まるなど、妄想するだけでも楽しいものです。
しかし現実にそんな展開はまずありません。
彼氏が欲しいと思ったら、少なからず狩人の気持ちを持つべきですし、
積極的な行動が欠かせません。受け身でいても恋は始まらないのです。

■　恋をする気がないと思われる
受け身になりがちな女性は、性格が大人しかったり、
仕事では自己主張をしっかりする人でも、恋愛では自信が無かったりするものです。
狙って受け身のスタンスを取る訳ではないでしょう。
むしろ「好きな人の前で、もっと堂々と振る舞えたらいいのに」と
悔しく思っているかもしれません。
しかしどんな理由があっても、男性に対して積極的になれない女性は、
傍から見れば、「恋愛をする気がない」と思われてしまいます。
仕事中や同性の友人と話す時に、ハキハキと話して比較的活発であるなら
なおさら「彼氏なんて必要ないんだろうな」と、男性に思われるでしょう。
本当は彼氏が欲しいのであれば、受け身であるほど損をしています。

■　お高く留まっているように見える
例えば、男性がいいなと思ってアプローチしてきたのに対して、
女性が常に受け身の姿勢を取り続けると、男性は女性に
「女王様タイプなのかな」「駆け引きしようとしてる？」と、ちょっと面倒くさく感じます。
あるいは、男性が「もしかして俺のこと好きなのかな？」と思っても、
その女性がアプローチと呼べるような行動を全く取らなければ、
「俺が誘うまで動かないってこと？お高く留まってやがる」と
感じてしまう可能性があります。
本人はそういうつもりではなくても、男性の目には自意識過剰に映るのです。
何となくでもお互いの気持ちが伝わっている状態なら、
待ちに徹するのは得策ではありません。
アプローチされていて、相手の男性に好感を抱くのであれば、
投げられたボールはちゃんと打ち返すべきです。

■　誤解される
受け身ということは、恋を「成り行き任せ」にしがちだと言えます。
自主性がない為、好きな人と一旦は両想いになれても「付き合う気がない」と
誤解されたり、「いつも俺ばかりが動いて疲れる」と男性の気持ちを
萎えさせてしまったりします。恋愛に受け身の女性は、自分の恋心を
分かり易く表現しないことが多いのかもしれません。
大胆に好きという気持ちをアピール出来るなら、そもそも受け身にはならないわけで、
自分の想いを抑えている場合が多いのではないでしょうか？
しかしそれはとても損な話です。上手くいく恋すら自分で潰しかねないのです。
好きなら好きと言った方が良いですし、会いたいなら自分から動いてみましょう。

■　恥ずかしがらない
受け身になってしまうのは、恥ずかしさと自信のなさが原因だと思います。
しかし動かなければ、何も始まりません。
表向きはどう言っていても、本音では彼氏が欲しいと思うなら、
好きな人に自ら近づき、声を掛けるのは必須だと考えましょう。
そして、たとえ恋が上手くいかないとしても「悲しむ必要はない、次がある」と
考えることが大事です。
失恋は悲しいけれど、終わりがあるから始まりがあるわけで、
失恋しなければ、手に入らないものもあるはずです。
結論が見えないまま、ずっと片思いを続けたり、
彼氏が欲しいと思いながらも動かずにフリー状態を保ったりするよりは、大きな進展です。
恋に受け身でいることは損でしかないのです。