一生の愛を誓う結婚相手、皆さんはどんな基準で選びますか？

愛情・誠実さ、あるいは収入やルックスなど。何か一つを「これだ」とあげることは

なかなか難しいと思いますが、ひとつ覚えておいて欲しい事があります。

それは「一緒に居て、自分がもっといい人間になりたいと思えるような人を選ぶ」

ということです。

■　長い人生を共に過ごす相手

今後、長い人生を共に過ごそうというわけですから、一時の恋愛感情や収入やルックス

といったスペックだけで選ぶのはどうでしょうか？

それに二人の関係は今後１年後、３年後、５年後と共にどんどん変わっていくはずですから、

そうした変化も見越したうえで自分にとって最良の相手を選ぶべきです。

とはいえ、それは簡単なことではありません。ちょっと見方を変えて、

「この人と一緒にいることで、自分はよりよい人間になれるか、

人として成長できるか」という観点で考えてみましょう。

■　魅力的な女性になっていける？

結婚して“妻”という立場になり、自分は女性としてももっと魅力的な存在に

なっていけるでしょうか？そしてやがては“母”となることも考えられます。

彼と一緒に、自分が目指したい家庭を築いていける自信はありますか？

また長い結婚生活の中では、かなり深刻な喧嘩や仲たがいをすることも

あるかもしれません。そんな時がきても、この人となら何とかやっていけるという

確信はあるでしょうか。もし、一抹の不安が残るというのなら、

結婚の決断は少し待って、もう一度落ち着いて考えてみましょう。

それはきっとあなたの心の中のどこかで、納得できない部分や解決できていないことが

あるからに違いありません。その理由や原因をじっくりと掘り下げていくことで、

今の二人の関係に足りないものは何か、見えてくるはずです。

■　“リスペクト”　も結婚相手選びの重要なポイント

一緒にいて自分が人間的に成長できると感じる人は、どこか心の底から尊敬できる部分が

きっとあるからです。あなたは彼のどんなところに尊敬の念を覚えますか？

「なにか大変なことがあっても、動じないで受け止めてくれる」

「とにかく明るくて、周囲の人の気分を明るくしてくれる」

「地味で、決して目立つほうではないけど、誠実で安心させてくれる」など

いろいろな点があげられると思います。それらを常に忘れず、

いつも“リスペクト”する気持ちをもっていれば、結婚生活もきっと円満にいくでしょう。

反対に、尊敬できるところなんて少しもないという人は、

それでも本当に結婚したい相手かどうか、よく考え直す必要があります。

■　結婚相手には自分の価値観が反映される

「この人と結婚しよう」と決断するとき、誰でも人生の伴侶に巡り逢えたという

誇り高い気分になると思います。その時の気持ちを忘れないようにして下さい。

なぜなら、あなたの選んだ結婚相手には、あなた自身の価値観がしっかりと

反映されているからです。温かい家庭を築きたいと言うなら、なにをおいても

家庭を最優先してくれるような優しい人を選ぶでしょう。また結婚しても、

自分のキャリアを諦めたくないというなら、あなたの考えをよく理解しサポートしてくれる、

そして場合によっては別居婚という形態さえいとわないという人を選ぶのでは

ないでしょうか。自分で結婚相手を選ぶのですから、誰にも言い訳はできません。

幸せを掴むためにも、結婚相手を良く見極めて下さい。