去年も、ステキな恋、結婚に結びつく恋とは出会えなかった。

今年こそは、とびっきりの恋をする！と考えている女性も多いと思います。

しかし、のどから手が出るほど欲しい「本気の恋」は、

気合を入れれば入れるほど、手に入りにくくなることがあります。

■　食わず嫌いは命取り

本気の恋が欲しい人ほど、試してほしい恋愛の形。

それは軽い気持ちで始まる「安っぽい恋」です。もう年齢的に余裕がないとか、

結婚が目標なのに軽い付き合いをするなんて時間のムダという、

周囲および心の声は一旦スルーしてみてほしいのです。

ちょっとでもキュンとくる相手と出会ったら、迷わず飛びついてみることは、

結果的に本気の恋を早く呼び寄せる近道になることもあります。

■　男の目には「枯れた女」の見分けがつく

特に可愛くはない、話が面白いわけでもない。さらにどの恋もイマイチ長続きしていない。

それでもなぜか、彼氏っぽい男だけは切らさない女性が存在します。

付き合えばそれなりにアラが目につくものの、ひとまず男が途切れないのはなぜか？

それは彼女たちの周りに漂う「男の気配」が他の男を刺激するからなのです。

男の気配がある女性・ない女性。男性には両者の区別がハッキリつきます。

もともとの女性としてのランクおよび付き合っている男の格に関わらず、

異性と親密にしている女性からしか滲み出ない独特の空気があります。

それを敏感に嗅ぎつけるのは、やはり男性です。

失恋直後や、気になる男性のいない時期、仕事に燃えている時など、

「無理に恋するより一人の生活を楽しもう」という時期もあるはず。

でも、良く言えば清潔な私生活、男っ気のない状態は続けば続くほど

フェロモンをどんどん薄めていくことになります。

■　恋にも準備運動は必要

「本気で好きな相手ができたら私も本気出す」というのも悪くありませんが、

無駄や失敗なしに堅実な恋を掴みたいという気持ちばかりが強くなるのは危険です。

自分磨きにハマり自己評価ばかり高くなり、くだらない男性とは

ご飯に行くことさえもったいないと頑固になり、ますます枯れた「孤高の人」に。

そんな時、本当にタイプの男性が現れたとして、

とっさに１００％のパフォーマンスができますか？

避難訓練をしていても、いざ災害に遭うと冷静に行動できないように、

イメトレだけではカバーできないポイントがあります。

恋にだって準備体操は必要です。

■　安っぽい恋の出番

「いいかも！」と思える相手がいたら、収入が〇百万以上じゃなきゃ、

自分より年下は嫌、頼りがいがなきゃ嫌、などの「結婚相手」もしくは

「人に自慢できる彼」的な目線は

ひとまずおいておき、付き合ってみては如何でしょう？

つまみ食い的恋愛は相手に期待しないので、自分も軽やかでいられ、

執着やドロドロとは無縁です。追い過ぎて恋を壊した事がある人にとっては

新鮮な経験になるかもしれません。

しかも異性としてタイプの相手ならトキメキだって手に入ります。

そんな余裕や甘えられる人のいる余裕のある空気は、

安っぽい恋の相手はもちろん、

他の男を惹きつけるフェロモンにもなります。

安っぽい恋が本気の恋になったら、それはそれです。その時考えれば大丈夫。

この余裕の有無が「恋が長続きしない女」との分かれ目なので、

「都合のいい女になるのでは？」という心配も必要なくなります。

結婚フィルターがかかり過ぎて、恋愛対象を絞りすぎてしまう事は

独女に不必要な焦りを植え付けます。

曇った目をリセットして自然体に戻るためにも、

安っぽい恋はおススメです。