８０年代後半～９０年代初めにかけてのバブル全盛期、

「ディスコ」や「ボディコン」、「アッシー君」「メッシー君」などの言葉と並んで、

女性が望む理想の男性像を「高学歴」「高収入」「高身長」の『３高』と呼びました。

今でも、やはり高学歴で高収入はモテる要素でもあるし、背の高い男性は

見栄えが良いものです。しかしそんな中、女子たちが望む理想は、『３高』から

『４低』や『３強』と呼ばれるものに変化しています。

『４低男子』や『３強男子』とは、一体どういうものなのでしょうか？

■　草食男子ブームが火付け役

『４低』とは、「低姿勢」「低依存」「低リスク」「低燃費」の４つの「低」を持つ男性のことです。

威張ったり偉そうにしない「低姿勢」、家事や子育ては分担し女性に任せきりにならない

「低依存」、堅実な仕事について失敗やリストラなどのリスクとは縁遠い「低リスク」、

そして最後に、散財せず趣味にもお金をかけない「低燃費」な男性が、女性にとって理想です。

草食男子と呼ばれる、ガツガツせず淡白でマイペースな男子達が人気になった背景から、

結婚相手や理想の男性にもこのようなタイプを求める人が増えたのかもしれません。

しかし、一度は人気が出た『４低男子』ですが、最近は女性の方が圧倒的に強く、

自分自身をしっかりと確立している為、「そんな面白味のない男はごめんだ」と

『４低』肯定派と否定派の両極端に別れているようです。

■　『４低』の次世代バージョン『３強』とは

さらに『４低』の次にじわじわと人気が高まっているのが、『３強』を持ち合わせた男性達です。

婚活ブームで、お付き合いよりも“結婚”を意識する女性が増えた中で生まれた、

堅実かつ現実的な男性像のようです。『３強』とは、いわゆる「生活」「不景気」「身体」の３つに

強いとされる男性です。一人暮らし経験者などで生活の中の最低限のことは自分で出来ること、

不景気に左右されない公務員などの安定した職業についていること、体を鍛えていて健康で

身体的に強いということが、『３強』と呼ばれる男性です。特に自衛官や警察官などが

人気のようで、かつて人気だった証券マンや医者などは見る影もないようです。

それぞれに異なった魅力やメリットデメリットがありますが、

自分がどのタイプの男性と出会えるか、そして理想の男性とゴールイン出来るかが一番大事です。