日本のブライダル研究所が20歳から５０歳までの既婚者男女２０００人を対象に実施した

夫婦関係に関する調査の結果、「愛さえあれば結婚できる」と回答したのは約2割で、

4割近い人が「愛だけでは結婚できない」と答えたそうです。
人を愛するのは無条件だが、結婚は違います。
相手の家との「つりあい」を考えなければならない。結婚とは理性的なのです。
東洋にも西洋にも「シンデレラ」に似た物語があり、
「二人は幸せに暮らしました」で終わります。
しかし、これは現実とはかけ離れていて、美女と野獣やその逆で金持ちのイケメンと結婚しても
貧乏な男性がセレブ美女と結婚しても大抵は長続きしないものです。
以前、発表された調査報告によると、結婚適齢期の日本人男女のうち、
男性６１，４％、女性４９，５％が「恋人がいない」と答えたそうです。
日本では高齢化社会と未婚社会が大きな問題になっています。
若者にとって「つりあい」がとれる相手を探すことは難しく、最近では若い女性と
年配の男性が結婚する、いわゆる「年の差婚」も多いです。
年の差婚は「今後も増える」と思いますが、一生結婚できない男性がいる一方で、
経済条件の優れた男性は一生に何度も結婚する人もいます。
金持ちでイケメン男性の結婚難について『外見やお金ではなく、本当の自分を愛してほしい』
と願う為に、かえって結婚に踏み切れないようです。
結婚となると、女性は理性的になり、男性は感情的になる。
多くの女性は男性の外見だけでなく学歴や職業にもこだわる。
この3つがそろった男性でなければ、彼女たちは会ってみようとも思わない。
男女の仲は愛情だけでは成り立たず、経済的基礎が必要だからです。
「愛だけでは食べていけない」ということを、既婚者は痛切に感じています。
僅か2割が「愛さえあれば結婚できる」と思っているのです。