昔は、「男は結婚してはじめて一人前」などと言われたものです。
しかし今やその価値観は随分と変わり、適齢期を過ぎても独身街道を走る
「ソロ男」などという言葉も誕生しています。
50歳時点で一度も結婚したことがない人の比率である「生涯未婚率」は、
男性が20.1％、女性が10.6％と言われています。
この数値は今後ますます上昇することが予想され、
いつかは結婚できるだろうと思っていても、年齢が高くなるほど
その可能性が狭まることは避けられません。
つまり”今のうちに本腰を入れて婚活をしないと”ということです。
具体的には、何歳頃になると一生独身の可能性が高まってしまうのでしょうか？
そこで年齢ごとに結婚できない確率は何％なのかを割り出してみました。
まず平成22年国勢調査によると、年齢別の男性の未婚率は以下のようになります。
・25歳　80.62％
・26歳　74.99％
・27歳　69.18％
・28歳　63.52％
・29歳　58.31％
・30歳　53.25％
・31歳　48.93％
・32歳　45.67％
・33歳　42.85％
・34歳　40.33％
・35歳　38.01％
　　　　
・40歳　30.50％
未婚率は2000年代頃から急上昇し、その後も上昇傾向にありますが、
ここではその数値がしばらく変動しないという仮説のもとに、
各年代の「生涯未婚率」を求めてみます。方法はシンプルです。
25歳の未婚率が80.62％で、生涯未婚率が20.1％なので、
25歳で未婚の人が生涯（５０歳まで）未婚のままである確率は、
20.1／80.62＝24.93％となります。
同様に26歳の場合は20.1／74.99＝26.81％です。
よって年齢ごとの男性の結婚できない確率は、以下のようになります。
・25歳　24.93％
・26歳　26.81％
・27歳　29.05％
・28歳　31.64％
・29歳　34.47％
・30歳　37.75％
・31歳　41.08％
・32歳　44.01％
・33歳　46.90％
・34歳　49.84％
・35歳　52.89％
・40歳　65.89％
30歳で未婚でも、まだおよそ６割の確率で結婚できるのに対し、
40代で未婚となると３割５分の確率でしか結婚できなくなります。
自分の年齢によっては、覚悟しておいた方がいいかもしれません。
ちょうど仕事で脂が乗ってくる30男世代。
つい仕事に没頭しがちですが、恋愛も両立させなければ、
年齢が高くなるほど結婚は難しくなってしまいます。